2024年11月20日、人気ロックバンドの「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」が定期公演のファイナルでサプライズ発表を行い、話題になっています。
12月2日18時に『記者発表』という内容でYoutube生配信を行うというもので、SNSでは、「活動休止するの・・・?」「世界進出か!」という様々な憶測が飛び交っています。
そこで今回は、Mrs.GREEN APPLEの『記者発表』って何?を調査。
活動休止や世界進出と言われる理由を調べました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
Mrs. GREEN APPLEの記者発表が話題!
Mrs. GREEN APPLEは、10月5日から神奈川県のKアリーナ横浜にて定期公演「Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”」をスタートさせました。
この公演は、バンド初となる定期公演で、全10公演を開催。
今回の定期公演では、メンバーの大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key/フルート)のほか、ドラム、ベース、パーカッション、そして管弦楽器隊と計15人の大編成に。
全19曲を新たにアレンジしたゴージャスかつオーガニックな音楽を、サーカスに着想を得て同一会場で常設公演を行うという新たンエンターテインメントを提示した。また、全曲で動画・写真ともに撮影OKという試みも行ない、公演後にはSNSで多数の動画が投稿されて拡散されていた。
前例を見ない初の試みを行い、全公演チケットは完売し20万人を動員するなど盛り上がりを見せました。
記者発表は『Harmony』のファイナル公演
突然、大森元貴さんがファンに向かって「12月2日の18時、空いてる?」との一言。
続いて、「記者発表するから、よろしくね」と発表しました。
ところが、この発表が瞬く間にSNSで拡散されると、ファンの期待と不安を煽り、さまざまな憶測を呼ぶこととなりました。
Mrs. GREEN APPLEは「活動休止」それとも「世界進出」
Mrs. GREEN APPLEの「記者発表」を受けて、ネットやSNSではネガティブ派とポジティブ派に分かれています。
ネガティブ派:「活動休止」
2年間にわたり表舞台から姿を消しました。
活動休止の原因について、大森さんはこのように答えています。
規模が大きくなってきて、このままだと自分たちが成長するよりも前にいろんなものが消耗していって消費されてしまう恐怖心。
また、事情をよく知る音楽関係者はこのように述べていました。
多忙な日々を送る中で、やりたいことを表現できていないと感じるようになり、一度歩みを止めてインプットの時間が欲しかったそうですよ。
そして、充電期間を経て2022年3月に活動を再開。
バンドのロゴを変更し、5人ではなく、3人での再スタートとなりました。
活動休止前を「フェーズ1」活動再開後を「フェーズ2」と呼んでいます。
2024年11月18日のインタビュー記事で、大森さんはこのように答えています。
つい最近、フェーズ2をどこで終わりにするのかという話をメンバーとしました。
もう僕らの中では明確です。
ただ、どういう終わらせ方にしようとかいうわけではなく、どこまでをフェーズ2と呼ぶべきか、という話。
活動を休止することも、活動を何章に分けるといったことも、僕の中の構想にはありました。
メンバー内では、未来の構想が描けているようです。
2013年に結成したMrs. GREEN APPLE。
10年を超える活動は、新たな節目を迎えているのかもしません。
ポジティブ派:記者発表ならネガティブ報告じゃない!
Mrs. GREEN APPLEの記者発表を聞いたファンの一部からは、「記者発表だからネガティブな報告じゃないはずだ」という声も多く投稿されています。
「記者発表」と「記者会見」の違いを調べました。
- 記者発表
新商品の発売や新サービスの開始、新規事業の展開などに際し、それをニュースとして取り上げてもらうことを目的に、メディアに対して発表すること。
- 記者会見
マスコミからの要請を受けて開く情報開示の場です。
企業が不祥事を起こした際の謝罪会見などが一般的で、記者発表会とは開催される目的が大きく異なります。引用:aicc.tokyo
この違いを知るファンは、記者発表をポジティブにとらえています。
さらにポジティブ派:世界進出の発表!
記者発表を聞いたポジティブ派のファンからは、「世界進出をする発表ではないか!」という声もあがっています。
10年間、日本を拠点に活動を続けてきたMrs. GREEN APPLE。
活動休止中の2021年2月、あらたな試みとして「ユニバーサルミュージックグループ」とタッグを組み「Project-MGA」を発足しています。
Project-MGA
『最高のエンタテインメントで世界中の人々にワクワクとドキドキを提供し続ける』というビジョンを掲げ、Mrs. GREEN APPLEの活動を世界中に展開するためのプロジェクトです。
インタビューで大森さんは、こう答えています。
Q:結成から10年。今後はどのようなバンドを目指すのか。
世間からの見え方として、僕らは今“売れている”状態なのかもしれません。その“売れている”感じって、流行っていることにすごく近い。
でもその流行りを作っている感覚は僕らにはないんです。より懐が広くて深くて、人懐っこい音楽を作るにはどうしたらいいかを考えてきただけ。
今後はその期待と評価の分だけ、背負うものがもっと増えてくる。でもそこだけに対峙していると、エンターテインメントが面白くなくなっていく気がするんです。戦うべきところはそこではなくて、やっぱり3人が面白いねって言えることをやっていきたい。
大森さんは、世界から見た「Mrs. GREEN APPLE」を客観的にとらえています。
ファンは、国内公演が一区切りついたMrs. GREEN APPLEが、「リアルに海外展開することを記者発表する」と期待に胸を膨らませています。
最後に|Mrs. GREEN APPLEの記者発表とは!?
今回は、Mrs. GREEN APPLEの記者発表について調査しました。
2013年のバンド結成以来、活動休止やメンバーの脱退を乗り越え、日本の音楽シーンをリードしてきました。
2024年12月2日の記者発表で何を言うのかが気になるところです。
ファンのためにこれからも輝き続けるMrs. GREEN APPLEの活躍に注目していきたいですね!